• テキストサイズ

progress ~東リべ卍~R18~

第10章 return



こてっ


「えー」


食べ終わってすぐ、万次郎はランの膝に頭を置いて横になり、なんといびきを立て始めた。


「はぁ…重いんですけどー…」


「いびきうるっせぇし、食ったらすぐ寝るのいい加減直せよな。どこまでガキなんだ。ったく!」


しばらく少し2人で会話していると、なんとランまで眠ってしまった。
幼子2人のお昼寝といった光景に、ドラケンは青筋を立てる。


「おいっ!起きろ!てめえら!!」


「っは!…わ…寝ちゃってた…」


寝起きの良いランはすぐに目を擦って目覚めたが、万次郎はもちろん無反応で、まだランを膝枕にして眠っている。


「しょーがねえな!
ラン先に行ってろ。こいつおぶってくから」


「わかった。ごめんねケン。お会計してく。」


ランは先に行き、
ドラケンは本当に万次郎をおぶって歩き出した。



尾行を続けるタケミチは感心してしまった。


ドラケンくんもランさんもすごいなぁ…

毎日こんな人のサポートしてるのかぁ…

この2人がもしもいなくなったら……
/ 996ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp