第8章 resist
タケミチがあのときキヨマサとのタイマンを機にマイキーと仲良くなったため、過去を変えた。
それによって、アッくんは今では東マンの幹部になっている…
マイキーと繋がるため、まずはアッくんに会おうということになった。
「あっ、そうそう、1個だけいいか?
月乃ランって女性は知ってる?」
「ん?月乃ラン?知りませんね…
重要人物なのですか?」
なんと、直人は知らないらしい。
マイキーがマイキーなら、てっきり未来でも東マンの幹部なのだと思っていたのだが…
なんだか嫌な汗が流れた。
「過去ではマイキーくんの1番近しい人間だったんだけど…。東マン唯一の女性で…マイキーくんと同じくらい強くて偉くて…」
「ん?そんな人が?なぜ情報がないんだろう…
とりあえず今後調べていきます。」
ひとまず千堂敦(アッくん)に会いに行くことにした。
アッくんはなんと、夜の店のオーナーになっていた。
腕は刺青で埋め尽くされていて、あのころの面影はない。
しかし、テンションはあの時のままだ。
屋上で2人きり、たくさんの思い出話に花を咲かせた。