第8章 resist
「さっきの廊下で伸びてた奴らだって、全部ランがやったんだぞ〜」
「ええっ?!」
やば…
ホントにすげえんだな。
だてに東マン紅一点じゃねぇんだな…
「あの…マイキーくんとランさんはやっぱ、付き合ってるんすか?そういう噂聞いたんすけど…」
「あ〜それは違うぞ?ランは創設メンバーの1人でもあるし、マイキーの幼なじみというか、家族でもある。なんつーか、マイキーの女みてぇに通ってるけど、そーゆー意味の女じゃねぇんだよ」
「???」
タケミチはますます意味がわからなかった。
「まぁなんにせよ、ランはマイキー並に強ぇからな。女だからってナメてるやつはマジで死ぬぞ」
軽快口調でそんなことを言われたが、タケミチは心の底から恐怖した。
マイキーよりもドラケンくんよりも怖いな…
そういえば…未来でのランさんの情報…
探ってみる必要があるかも…
戻ったら直人に聞いてみよう。