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目覚めたら異世界~超イケメンの騎士団長の苦悩~

第10章 女帝の誕生


天界が意図せぬ所で、イスベル王国はトーコを即位させた。

貴族:「トーコ様が即位されて本当に良かったですね。民もですが、私達貴族にもこのように住みやすい王国が他にありますか。」

貴族②:「そうですね。階級も関係なく前みたいにギスギスした感じがなく。誰が潤っているではなくて皆が幸せに過ごせる国をトーコ様は作られた。」

民:「貴族様と昔ならお話なんて出来なかったわしらも、同じ場所でお話できるなんてすごいことですよ。ありがたい話です。」

民②:「本当に( ^ω^)・・・。前の王様を悪く言うわけではありませんが・・・。あの頃は、日々の食べる物も困り、明日生きられるか不安で・・・。道には孤児たちも溢れ、貧困層の集まる場所は日々争いばかりで・・・( ノД`)シクシク…。」

貴族:「私も自分たちの生活ばかりで周りに目を向けよとしていなかった。貴族といえど、私たちは貧乏貴族と言われる部類だった。」

子爵:「そうだな、私達爵位があるものですら厳しい生活だった。爵位持ちでも伯爵以上でなければ困窮していた。そこにトーコ様は以前から疑問を持たれていた。大人になられてご自身で動かれるようになって今の国の原型を作られた。この国の長になられるべくしてなられた方と私は思う。」

民から貴族たちまでもが、トーコを支持する。
困窮に喘いでいたこのイスベル王国をトーコがアスモデウスが救ったのだから。
自分に歯向かう者に対して慈悲を与えない。
だが、今回の国を変える行動は違っていた。
慈悲を見せぬ行動もあったが、民がここまで信頼を抱くには腑に落ちない点が多すぎた。

天使であった時の記憶と力が戻りつつあり、暗黒魔法でかけていたものはいつの間にか天使の魔法と変わり、天界にもその力は届いていた。



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