第10章 女帝の誕生
姫と同化してトーコ姫と名を変えた。
神官(教皇):「トーコ姫、王はこのまま永遠の眠りにつかせることで、実権は私どもが握ることはできます。」
トーコ姫:「そうですね。民は何も知りませんから、姫への信頼は王よりもありますので、王は崩御された。そして私がイスベル王国を女帝として率いることに誰も不満を持つことないと思います。」
神官①:「私どもが補佐官として努めます。教皇がおられるので政治面はお任せして、私は軍事面の補佐で貴族たちを統率すためにも公爵として私の部下たちとまとめていきます。」
神官たちは各部署でトーコ姫を女帝とすべくイスベル王国の主要機関を作り上げていった。
3日のちに天使・ジスが帰るころには、トーコは女帝として、イスベル王国を今まで上に発展させ、民からの信頼は王より確固として築き上げ周囲の国から一目置かれるそんざいになる。
それも暗黒魔法で、時を止めイスベル王国だけ時が動くようにして進めていた。
途上国のはずのイスベル王国はほかの国と違い、錬金術などで近代国家になりかわり、果ての国イスベル王国はあとかともなくなっていた。
イスベル王国はイスベル帝国と名を変え、女帝としてトーコ姫が王位継承式を国を挙げてイスベルの民の前で宣言と共に諸国に自国の近代化と女帝としての名を広めるための継承である。
神官長→教皇、神官①→公爵兼騎士団統括、神官②→宮廷長
トーコを支持して補佐していた神官たちは、以前よりも近くで確実に補佐できるような陣営を組み、誰一人この計画を邪魔できぬように完璧な・・・。