第8章 天界にて
天使・ジス:「ユリアーノとゆりさんの魂がガブエル様もわからないほどの力を持っているのですか?」
神:「大天使のガブエルたちも存在は知っているが、バルドルはロキの奸計により異母弟ヘズにより殺された。ユリアーノとゆりは元々一つの魂だった。その魂がバルドルだった。」
ガブリエル:「バルドル様、最も賢明で、美しく光り輝く美貌と白いまつ毛を持ち、雄弁で優しいとされ、やや優柔不断な面もあったが彼の裁きは不変であるといわれると言われる神です。光の神と言われてます。私も存在は知ってますがお会いはできてません。」
神:「私はバルドルの弟、ヘルモーズ。元の名がそうであった。今は名はなく神としてこの世界にいる。ユリアーノとゆりの魂がユリアーノの体を依代にした時、兄バルドルの光を感じ取り確信した。」
天使・ジス:「そうだったのですね。ユリアーノとゆりがひとつの体にいる時、とても暖かくて大きな光の存在を感じましたがそれがバルドル様の光だったのですね。」
ガブリエル:「アスモデウスはまだ気付いてないようですが、いずれ2人が1つの魂になれば気づくことでしょう。」