第7章 魂、入れ替えの儀式:姫=アスモデウス
神官たちがアスモデウスの配下のなり、儀式を進める。
まず、イスベル王、家臣を神官たちが眠りにつかせた。
神官:「アスモデウス様、こちらは準備が整いました。」
神官②:「姫の腐敗の進行は、アスモデウス様のご指示通り止まっております。」
神官③:「いつでも儀式を始めれます。」
アスモデウス:「そろそろ始めるか。」
神官④:「この目で見れるとは、なんと光栄な。」
神官⑤:「アスモデウス様、われらは何をすれば。」
アスモデウス:「姫の魂が完全消滅しているかまず確認してほしい。」
神官⑤:「わかりました。透視魔法で確認します。・・・。」
神官:「どうした?」
神官⑤:「魂が消滅しているというか、存在がないです。肉体のみになっております。」
神官②:「天使・ジスが持ち去った??」
アスモデウス:「まぁ良い。手間が省けた。器がなければ、あの魂は戻すことはできない。天界に留まるしか出来ぬ。」
神官:「では、儀式をすぐに始めれますね。」
アスモデウス:「あぁ、始めようとしよう。まず、肉体再生魔法。」
漆黒の闇が姫の躯体を包む。
姫の肉体の腐敗が止まり、腐敗箇所が再生され元に戻すというよりも以前より強化され進化❔
アスモデウスの魂との拒否反応を抑えるために色々施してゆく。
神官:「アスモデウス様、魂が定着されるまではしばらく眠られる形になるのですか?」
アスモデウス:「肉体は眠りにつくが、意識はあるから其方と意識の上で会話は可能だ。どれくらいで落ち着くかはやってみぬと分からない。早速、始めるぞ。」
器だけの姫の中にアスモデウスの魂が入り、今まで使っていた家臣の身体は砂になり形が無くなった。
神官①:「アスモデウス様の神々しい漆黒の闇が姫の中に取り込まれてゆく。何と素晴らしい光景✨」
神官②③④「(ノ゚ο゚)ノ オオォォォ-」
アスモデウスの魂が姫の体に入り同化するまで動けない状態ではあるが意識はあるので、神官達と意識のみで会話をする。
アスモデウス:「同化までどれくらいかかるか分からぬ。その間、無防備になる故後のことを頼んでも良いか❔」
神官:「はい。一同でこの部屋をガードして誰も入れぬようにしております。天使・ジスもまだ戻らぬ故に邪魔は入らぬとは思いますが、念の為に王宮内も配下に監視させております。」