第4章 共和国会議。そして動き出す
ミカエル:「ジス様、トーコ姫の魂が消滅しているのはイスベル王は知らなかったのですか?」
天使・ジス:「イスベル王は知っていたと思いますよ。それでもトーコ姫をそばに置きたかったというのがイスベル王の気持ちだと思います。」
魔王・ジョハン:「親心に漬け込んだ訳だ。」
アリオス:「団長はトーコ姫の以前の人と一緒に仕事をしていたんですよね?」
ユリアーノ(ゆり):「何でも話せる友人だと私は思っていたけど、彼に殺されて私は転生してこの世界に来たからね。彼の本性は分からない。けど、よく後輩や上司に彼には気をつけるように言われていたよ。私のことを逆恨みしているって、直接聞いてないし信じられなくてね。」
アリオス:「団長もゆりさんも似た者同士だから、何かされても余程のことがないと気づかないんだろうな(笑)」
ユリオス:「確かに団長は確かにおおらかと言うかあまり気になさらないので.......。ゆりさんのお話を聞いてると同じような気がするので、多分周りにおられた方がかなり気にされていて事なきを得ていたような。」
さすがソウルメイト✨性別が違うだけで、似た者同士な2人。
色々、皆が話しているのをニコニコしながら聞いている、ユリアーノことゆりであった。