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雨上がりの空をあなたと〈進撃の巨人〉

第12章 キャラメルの包み紙をポケットに入れる










































 焼け焦げた肌は脆い。
 爛れた胸に手のひらを当てる。

 右手で静かに刃を抜いた。

 彼女の心はどこまでも静かだった。



 ようやく訪れる自由に、ただ、微笑んだ。

















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