第3章 噂の双子、帰還
アミの言葉通り、ジフンとベクヒョンが帰国した。
その足で2人は大好きな姉のいる、会社に急ぐのだった。
その頃、会社では女子たちの質問攻めにあうアミ。
女子社員:「アミさん、弟さんってめっちゃイケメンって聞いたんですけど。」
女子社員:「大学時代から有名ですよね。明日から見えるんですか?」
ヨンジュ:「はい、はい。ネットで彼らの写真は見れるから、明日は部署周りもあるから見れるから仕事に戻りなさい。」
アミ:「明日からよろしくね。色々、迷惑かけると思うから・・・。」
女子社員:「全力で!!」
女子社員:「私も~~」
アミは苦笑いをしながらも女子社員たちの言葉にほっとしていた。
ヨンジュ:「アミ~‼」
アミ:「何よ。急に⁈」
ヨンジュ:「双子が返ってくるの知ってたの❓」
アミ:「さっき電話があったのよ。ヨンジュに言いそびれた。ヨンジュの目の保養が返ってくるわよ。」
ヨンジュも何を隠そう双子の隠れファン。
ホソク、ヨンジュは幼なじみでもあるので、双子の性格もアミへの愛情表現も知っている。
明日からの仕事に支障がないか、アミ一同は不安になっていた。
ホソク:「ヌナ、ジフンはまだしも。ベクヒョンは昔からヌナにべったりだからよく海外事業部にはいったよね。」
ヨンジュ:「ジフンが昔、体が弱くてお母さまが付きっきりだったからベクヒョンはアミにってなったからね。」
アミ:「まあ、私もヒョナが甘えてくれたから強くなれたし2人で乗り越えた感じかな。確かに行く前は大変だったけど、テレビ電話もできるし、何だかんだで結構帰ってきてたよ。」
ヨンジュ:「そうだったの。だからかぁ、この前ユンギがアミに彼氏できたのかって聞いてきたのは。」
ホソク:「僕にも聞いてきましたよ。ユンギさん、ナムジュにまで聞いて。あれじゃみんなにヌナのこと好きだって言ってるものなのに。」
ヨンジュ:「自覚症状ないからできるのよ。アミのことは気になるけど、自分の気持ちに気づこうとしない。」
アミは二人の話を聞きながら頬を緩ましていた。