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君と歩く道【BTS】

第6章 新たな罠


アミ達が探りを入れている中、チョン・ドンスン達が動きを見せた。
ドンスン:「くそ~( 一一)」

手下①:「ボス、どうしたんですか?」

ドンスン:「あいつだよ、カン・ソジュン!!」

手下②:「また、何か言われたのですか?嫌味な言い回ししかしないから、聞き流したらどうですか?血圧が上がるだけですよ。」

ドンスン:「わかっていても、気に食わない。それに反応する自分にも最近は情けなくなるよ。」

手下③(SP):「ボス、何かあると奴は逃げますよ。間違いなく。実行しているのは我々なんですから。いっそ、ここで手を引くのはどうですか?」

手下①:「確かに。警察の目も我々に向いてるから動きが取れない訳ですし。」

ドンスン:「手を引くにしたってどうすればいいんだ。」

手下②:「警察に情報を流して身柄の安全を確保してもらうのか?」

ドンスン:「警察が俺らを守ってくれるとは思えない。」

手下③(SP):「今、罠をかけている企業に情報を売るのはどうですか?」

手下①:「カン・ソジュンにバレたらどうするんだよ。」

ドンスン:「それはない。あいつの目的は分からんが、俺たちがやっていることには文句は言わない。進展に口出しはすれどな。」

手下②:「相手にはどうやって連絡するですか?ネットだとあいつにハッキングされないです?」

ドンスン:「ネットでのやり取りはしない。直に交渉するんだよ。」

手下①:「それこそバレないですか?」

ドンスン:「宅配のふりをしてお前たちの一人が手紙を届けろ。」

手下②:「なるほど、俺たちバイク乗れないんで。こいつ(手下③)に任せますよ。」

ドンスン:「頼んだぞ!!」

手下③(SP):「分かりました。」

ドンスン達はカン・ソジュンに見切りをつけアミたちの会社に情報を売ることにした。

ただ、そう簡単にはいかなかった。
カン・ソジュンはドンスン達の中に自分の駒となる人間を置いていたのだ。

計画を聞いたその人物は、カン・ソジュンにメールで連絡を入れていた。

SPもそれは想定しており危険回避できるようにアミたちには別で連絡を入れていた。

アミたちとカン・ソジュンの攻防が水面下で動く。
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