第6章 新たな罠
SP達がネット上に流出した可能性はないか確認している中、社内の掲示板に妙な書き込みを見つける。
ユンギ:「掲示板に書き込みがあったって本当か?」
ジフン:「スパム的なものではないか確認して拡散されないようにアミヌナとナムジュに頼んで探ってもらってるよ。」
ソクジン:「アミさんはハッカー何だって?!」
ユンギ:「アミのやつ、いつの間に・・・。」
ベクヒョン:「引きこもりやってる時ですよ。色んな所にからメール来て最初は怖がってましたが、リミッターが外れてからは逆に相手の先回りして潰す方法を探している時に父に知人に元ハッカーでセキュリティ会社を経営してる人に教えてもらってからなんだよ。」
過去の経験からアミは、セキュリティは勿論のこと、侵入者があれば即座に対策できるソフトを開発して政府や大企業は今やアミの開発するソフトや父の知人のセキュリティ会社で開発に携わっている。
ジフン:「元々、ヌナはのめり込むとハマるタイプだから。開発には向いていたみたいだよ。」
ホソク:「アミヌナは集中すると周りが見えないから、研究や開発が向いてるよね。」
一同は無言でうなずくのであった。
その頃、アミとナムジュンは、掲示板の書き込み経路を探っていた。
ナムジュン:「ヌナ、社内のパソコンから書き込んだように見せかけているよ。」
アミ:「やっぱり。誰のパソコンを使用してる?」
ナムジュン:「受付のユリさんのパソコンだね。」
アミ:「彼女、よく掲示板に書き込んでいるし、SNSのアカウント公開しいるからそこから来ている感じね。」
ナムジュン:「ヌナ、早い。海外サーバー経由しているよね。」
二人は特定した人物のSNSから犯人らしいアカウントを特定しつつ別の人物も絡んでないか、経路を分からなくさせるために色んなアカウントを使用しているのを何度も見てきている。
自身もストーキング行為を受け、監禁された時もそうだった。
監禁映像を家族に送り付けて反応を伺い楽しみ、警察が動いていることは分かっていてあざ笑うように警察や報道各局まで映像を送りつけられた。
過去の苦い経験をして同じことがように研究を重ねて、心理学、プロファイリング、行動学、犯罪学。
深い傷を負った以上に悔しさが増したアミはどんどんのめり込んでいた。