第6章 新たな罠
会社の周りで事件が起き始め、警戒をしていた。
警護や会社の対策で女性社員が巻き込まれることはなかった。
ジミン:「テヒョナ・・、最近おかしな事ないか?」
テヒョン:「何が?」
ジョングク:「ジミナ、テヒョナは気づいてないというか、ラッキーとしか思ってないよ。」
テヒョン:「??何の話?」
ジミンとジョングクは苦笑いする。
ナムジュ:「テヒョンの良さでもあり危険な所でもあるな。」
ジョングク:「ナムジュさん、僕たちの周りで最近、変な事が起きてます。家に帰宅すると、玄関のドアノブに袋がかけてあるんです。」
テヒョン:「あれの話?ジミナかグクがくれたと思っていたよ。」
ジミン:「テヒョナ、誰からか分からないものを食べない!!」
テヒョン:「おいしかったし、変なもの入ってなかったよ。僕の好きなものばかりだったし、」
ホソクとアミ達もジミン達の話に加わってきた。
アミ:「ファンの女子がくれたんじゃないの?」
ホソク:「いいよな。お前らは。」
ジミン:「それならいいですけど、そうじゃない気がして。最近、つけられてる感があるんです。ファンなら声かけてるるし、そういう感じじゃなくて。」
ジョングク:「最近、僕もそれも感じます。ランチにアミさんと行った時も何か監視されているような・・・。」
テヒョン:「それは僕も感じた。どことなくいつも誰かに見られる感じがする。」
ナムジュ、ホソク、アミは嫌な予感がした。
そこにジフンとベクヒョンが来た。
ベクヒョン:「ヌナ、みんなも会議室に来てほしいんだけど。」
テヒョン:「僕たちもですか?」
ジフン:「あぁ、君たちも一緒に来てほしい。」
ジフンとベクヒョンは会議室に皆を移動させた。
会議室には警備担当とアミ達のSPもいた。
ジフン:「警備主任からまずは話していただけませんか?」
警備主任:「分かりました。社内の防犯カメラを社外からハッキングしていることが分かりました。ハッキング元は確認しました。海外を経由して分からないようにしてましたが、ハッキング元は分かりましたが・・・。」
口ごもる警備主任。
SP:「そこからは私が説明させて頂きます。ハッキング元は少し前に世間を騒がせていたセキュリティ会社です。」
そのセキュリティ会社は暴力団がやっていると言われる。