第3章 噂の双子、帰還
店内に男性の悲鳴が響き渡るのと同時に、店内の女性たちの視線が5人に行く。
ザワザワ、「なっ何?めっちゃイケメンじゃない?モデル?」
男性C:「てめえ、何する!!」
なじり上げていたジフンを殴った。
騒ぎになっていたので誰かが警察を呼んだらしく、警察が間に入り殴り合いになる前に終わった。
事情説明のため警察署に一同は移動し一通り説明してケガ等も少ないため、処罰はなく今後は気を付けるようにと注意だけで帰宅となった。
ベクヒョン:「ヌナ、もう~~。僕たちを置いていくからだよ。」
テヒョン:「そうですよ!ヌナ達はきれいすぎるから。」
アミ:「それそのままテヒョン君たちに返す。私達より目立っていたよ。」
ヨンジュ:「何もなかったからいいじゃないの。まったく、ジフンとベクヒョンの心配性がテヒョン君たちに移るとは( ^ω^)・・・。」
その日から、プロジェクトが終わるまで外での食事はジフンとベクヒョンは必ずついて来るのだった。
アミ:「もう~~いい加減にしてよ!!」
ジフン:「ヌナ、怒っても無駄ですよ。僕はまだしもヒョナは言い出したら聞かないのは知ってるでしょう⁈」
ベクヒョンは昔から心配性ではあったが、今回のようなナンパは一度や二度ではない。
今回のように身の危険が及ぶことが過去にありその時は、あと少し遅かったら命が危なかった。
アミは平気な顔をしているが、それはジフンとベクヒョンに心配をかけないためあった。
ベクヒョン:「ヌナ、帰りが遅いときは僕かジフン、ナムジュと帰るの。ホソクは頼りないけど、三人がいない時はホソクと帰ること。分かった!!」
アミ:「昔みたいにならないように鍛えたから大丈夫だよ。みんなも忙しいし・・・。」
ジョングク:「ベクヒョンさん、僕たちもいるので誰かと帰ることは可能ではあると思いますよ。」
ジミン:「ユンギさんやジン部長にもお願いして見ては?」
ジフン:「そうですね。ジン部長にまずは相談しましょう。ヌナだけではなく会社全員の女子社員が安全に帰宅できるように。」
ヨンジュ:「さすがジフン。ジン部長に相談もだけどお父様に相談した方が早くない?」
アミ:「直に相談はたぶん怒られるから、順序立てて話を通さないと・・・。」
ジフンとベクヒョンもうなずくのであった。