第3章 噂の双子、帰還
ヨンジュはユナの表情を見て違和感を感じた。
自分とアミや女生とは楽しそうに会話するユナの姿に少し岩違和感を感じはしたが、今日ほど感じなかった。
仕事を終わらせ、アミ、ヨンジュ、ユナは三人で居酒屋で食事をお酒が進んでいた。
ユナ:「ここの会社の方はとても優しくて仕事がこんなにも楽しいものだとは思いませんでした。」
お酒も入り上機嫌のユナはいつもよりも饒舌に話し出した。
ユナ:「元々、男性の方と話すのは苦手だったのですが。ユンギさんも含めお優しくて・・・。アミオンニ、ヨンジュオンニにはいつも支えてもらえてユナは幸せです。」
ヨンジュとアミはユナの肩を抱き慰める。
ヨンジュ:「ユナちゃん、今までとは違うのだから。何も心配しなくていいのよ。ねぇ、アミ。」
アミ:「そうよ、ユナちゃんはそのままで十分。先読みができて準備が早いし、心遣いも本当に心地よくてびっくりすることが多いよ。感謝してるよ。ありがとう。」
三人でお互いの絆を確認していた時、違う席に座っていた酔っぱらいの男性グループが声をかけてきた。
男性A:「ねぇねぇ、お姉さんたち一緒に飲まない?」
他の2人もアミとユナの間に入り込みユナの肩に腕を回した。
男性B:「君、めっちゃかわいい!!俺のタイプ。」
男性C:「っていうか、お姉さんたち美人だね。」
確かに三人は美人だ。タイプは違うが。
ユナは可愛い系の美人でヨンジュはキレイ系で正統派の美人、アミは中性的で透き通る肌で男女問わず惹きつける魅力を持っている美人。
アミ:「かなり酔ってるね。ヨンジュ、どうする?」
ヨンジュ:「ご飯代を払わせる?あと少し飲ませばつぶれると思うけど。」
アミ:「ユナちゃん大丈夫?」
顔色が悪いユナをアミが心配して男性の腕をはぎ取り声をかける。
男性B:「えぇ~~、スキンシップダメだった??」
けらけら笑いながらいう男性に、アミが声をかける。
アミ:「いきなりするのはどうかと思うけど⁈声をかけるにも礼儀をわきまえてしないとね。」
優しく微笑むアミだが視線はするどく、男性は我に返った。
男性A:「一緒に飲むくらいいいじゃん。」
アミの手を握り引き要せようとした瞬間、反対側の腕をねじり上げられ悲鳴をあげた。
そこには、ジフン、ベクヒョン、ジミン、テヒョン、ジョングクの5人が立っていた。