第3章 噂の双子、帰還
プロジェクトとは別に、ジフンとベクヒョンがホソクとナムジュを呼び出していた。
ジフン:「ホソク、ナムジュに聞くけど、ヌナはユンギさんと付き合ってるの?」
ホソク:「ぶっ( ;∀;)」
ナムジュ:「付き合ってないよ。アミさんがユンギさんを好きなのには間違いないし、ユンギさんもあの様子ならアミさんのことがかなり気になってる。」
ホソク:「気になってるというか、あれは好きでしょ??自分の気持ちに気づいてないだけで。」
ベクヒョン:「ってことはまだつぶせるね。ジフナ。」
ジフン:「そうだな。ユンギさんがどういう人か調べてからじゃないと・・・。」
ベクヒョン:「じゃなくて、いい人であろうが僕は嫌だ!!」
ホソクとナムジュはため息をつく。心配していたことが現実になりそうだった。
その頃、アミ達はプロジェクトの進み具合から上層部へ報告のためプレゼンの準備をしていた。
ユンギ:「資料の準備は終わったか?」
アミ:「印刷は今、ヨンジュとユナさんにお願いしてる。」
ユンギ:「話は変わるけどさ、先週の土曜日に梨泰院にいたよな。」
画面と睨めっこをしていたアミが顔を上げる。
アミ:「いたよ。なんで?」
ユンギ:「イケメンと歩いていたから彼氏でもできたんかと。」
アミ:「(;´・ω・)えっ❓あぁぁ、ベクヒョンと歩いていたの見たのね。昔からああなのよね。腕を組んで歩くの。」
ユンギ:「弟だったんだな。なんか安心した。」
アミ:「なんでユンギが心配して弟って分かったら安心したの?まさか?私のこと好きなの⁈」
ユンギ:「なっ(◎_◎;)何言ってんだよ。」
アミ:「違うの?喜んで損した(+o+)焦ってるし、ふ~ん。まっいいや。早く終わらせて飲みに行くよ。」
ユンギ:「分かったよ。」
会議室の外で2人の会話をヨンジュとユナは聞き耳を立ててきいていた。
2人に会話が終わったころに行きよく扉を開ける。
ヨンジュ:「ユンギさん、じれったい!!」
ユナ:「そうですよ。やっぱりオンニは渡せません。」
アミ・ヨンジュ:「えっ!!」
ユナ:「だって私はオンニが大好きなんですよ。」
アミ:「ありがとう、ユナちゃん。」
ユナをギューッとハグする。
そんなアミに赤面するユナだった。