• テキストサイズ

狂愛禁断

第1章 1




「…………」



拙いながらも頑張って舌を絡めて。
必死にキスしてくる緋芽ちゃんの顔を、真っ直ぐに見下ろした。



ほんとにかわいい。
かわいくて。
かわいすぎて。








めちゃくちゃに犯したくなる。







乱暴に組み敷いて。
泣いて拒絶されても、奥の奥までかき回して。
逃げらんないように押さえつけて。
子宮の奥。
ぶちまけたい。
いっそ孕ませたい。
他の誰かのものになるくらないなら。
俺が。



俺がこの手で汚してやりたい。







「…………怒った?皇」


「キスしてる緋芽ちゃん、かわいかったから許す」
「な…………っ、め…………っ」





頭から湯気でも出そうなくらいに真っ赤に顔染めて。
怒ってるんだろうけど全然かわいいしか伝わってこない仕草で、緋芽がこっちを睨む。
涙なんか溜めちゃって。
あー。
勘弁してよほんと。
なけなしの理性。


砕けちゃうから。





「…………え」





「緋芽ちゃんが悪いんだよ?そんな顔するから」




気付けば。
両手首を右手で拘束して。
ベッドにうつ伏せの状態で、緋芽ちゃんを組み敷いた。



「…………っ、何」



うつ伏せで、両手首拘束されて。
身動き取れない緋芽ちゃんが真下でなんとか逃げようと、ジタバタする。
バタバタする足の間に自分の右足差し入れて、さらに動きを封じれば。
怯えたように顔だけでこっちを肩越しに振り返る。
それだけでもう。
嗜虐心を煽る材料としては十分だ。




「え、待って皇…………何」




羽織っていた薄手のパーカーのジッパーを下げて、左手を差し入れる。
途端に感じたふくよかな柔らかいふたつの膨らみ。


「こう…………っ」



唇と歯で、水着の首紐を外せば。
だらん、て。
水着が抵抗をなくす。
出来た隙間から直接指を膨らみへと伸ばした。



「待って皇!!何すんのねぇ!!」




/ 22ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp