• テキストサイズ

狂愛禁断

第1章 1



しまった、ってほんとに顔に書かれるんだなって実感するくらい顔色変えて。
だけど隠れちゃう前に、先回りして両手首ごとベッドへと組み敷いた。



「…………弟とこんなことしていいの?お姉ちゃん」



「…………生意気」





「…………緋芽ちゃん」





ぐり、って。
右膝で足の間を押し込めば。
かわいい声で啼く、かわいい緋芽ちゃん。



「こんなのも気持ちィの?」
「や…………っだ、手、はなしてぇ!!」



グリグリと膝を押し付ける度に、音が粘的に、変化する。




「や…………っ、ぁあ…んっ」


腰を浮かせて。
目の前で揺れ動くおへそがかわいくて。
無意識のうちにそこへと舌を這わせた。



「ひっ、ぅうん!!やぁあ」



おへその周りを舐め回して、直におへそにも唾液たっぷりつけた舌を這わせる。
そのまま抉るようにおへそをこじ開ければ。
悲鳴にも似たような高い声をあげて、緋芽の身体に力が入る。




「おへそ感じちゃうの?緋芽ちゃんけっこう変態」



ビクビクビク

って。
緋芽が身体をかわいく震わせた。
言葉責めにまで感じちゃうんだ。
ほんとに緋芽ちゃん、かわいすぎでしょ。
掴んでいた手首を離して、今度は乱暴にキスをした。
空いた右手で、一気に指を2本、溶けてグスグスになったなかへと差し入れると。
キュウ、って。
指先を媚びるように締め付けてくる。
息させないくらいに激しく舌を絡ませて。
嗚咽付くくらいに喉の奥まで舌を捩じ込んだ。
それすらにも指先を締めつけてきて。
ゾクゾクと、一度は形を潜めた嗜虐心が顔を出す。
/ 22ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp