第6章 MAD TRIGGER CREW達と呑み会
は泣かない
蓮琉(クソガキ)はよく泣いてたが、いつも抱き締めては落ち着かせ、歌を歌っていた
ただ1度だけ…
『っ…!』
何を思ってか分からんが泣いていた
蓮琉を庇い、助け、それでもなお泣いていた
俺が近づくと驚いた顔して、いつもみたいにヘラりと笑った
『玉ねぎって染みる』
呂駒呂「、こっち来い」
俺がそう言うと素直に来た
『何です…か!?』
抱きしめると驚いた声を上げた
ガキならガキらしくすればいい
だが、こいつはそれすらしない
だから蹴り飛ばすことも出来ねぇ
『師匠〜?寝ちゃいましたか?』
呂駒呂「起きてる」
お前はそうやって笑っててくれ…俺のそばで
呂駒呂 side終