第18章 みんなで旅行!
御籤「何でそんなに堂々としてられるんだ…」
『俺だから』
他の女の事なんか知らねぇと言いたげな言葉
御籤「あのペン…貰って良かったのか?」
『俺が好きで渡したんだ。貰っとけ』
月明かりに照らされての姿がハッキリ見えると悲惨な傷跡が見えた
御籤「それ…」
『あぁ…気持ち悪ぃか?』
の問い掛けに御籤はブンブンと首を振る
御籤「何があったんだ…」
悲惨過ぎる傷跡に御籤は恐る恐る聞く
『戦争孤児だったんだ。俺と義妹…』
御籤「は?だってお前ら普通に家族じゃ…」
御籤の言葉には笑った