第17章 熱を出した少女
『ん…?』
いつの間にか外は暗くなって来ていた
『回復したな』
今朝の怠さも頭痛も喉の痛みもスッカリ無くなっていた
は一応喉の奥を鏡で見るが、腫れもない
『なんか食お。師匠達食うかな?』
ゴソゴソと冷蔵庫を漁るが何も無い
プルルルルッとは呂駆呂に電話を掛ける
呂駆呂《何だ?》
『師匠達は晩ご飯どうすんだ?』
呂駆呂《そんな事より熱はどうだ?》
『そんな事って…熱も下がって、頭痛もなくて、喉の痛みもなくて、腫れも引いたが?』
たった1日丸っと寝ていただけで回復したに呂駆呂は驚く