第17章 熱を出した少女
呂駆呂の家に帰ってきたは一郎にメッセージだけ送ると自室で寝てしまった
助けて、逃げろ、なんで私達がこんな目に
また会おう
ハッとして目を覚ますは汗でグッショリと濡れていた
そこでスマホが光っていることを確認する
『一郎…』
一郎【何かあったらすぐに連絡下さい!二郎も三郎も心配してます】
4時間程寝ていたは、熱を測るが完全に下がっていたのでシャワーを浴びる事にした
『ふぅ…さすが医者の薬だな…』
髪の毛を乾かし、一郎にメッセージを送る為、スマホを見ると数十件に渡り着信があった