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凛として咲く華の如く

第17章 熱を出した少女


『丸まって寝てれば心臓は隠せるからな』

寂雷「気配にも敏感ですよね?どうしてですか?」

『戦争の時に色々あってな。武装した人間が1番怖いからな。隠れて逃げて戦って…』

さんはウトウトし始めていた

寂雷「お休みなさい。さん」

『でも…蓮琉…だけは…守れたから…』

それだけ言うとさん静かに寝てしまった
誇りなのだろう
戦争時でたった1人肉親でもない子を助けたことが
けれど…さんはそれさえも良しとしない
暴れている時に“まだ守れる”と言っていましたから
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