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凛として咲く華の如く

第17章 熱を出した少女


カヒュウッカヒュウッと過呼吸になりつつあるにハッとする

一郎「大丈夫か!?二郎、三郎紙袋と水持ってこい!」

二郎「うん!」

三郎「はい!」

一郎が触ろうとすると凄い力で抵抗される

『俺に…触る…な!』

一郎「どうしたんすか!さん!」

その声に反応したは、虚ろな目で一郎を見る

『…っ…寂雷さんの所へ連れてけ…。あと…これを俺に打て』

渡されたのは小型の注射器
中身は睡眠導入剤

一郎「だが!」

『いいから…寂雷さんの所に着いたら…俺を拘束具で固定しろ…分かったな…?打て、俺の意識がある内に…!』

一郎は言われた通りに睡眠導入剤を打った
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