第5章 山田家にお泊まり!
一郎 side
『もしもし』
と電話しながら出ていったさん
あの背で戦争を乗り越えてきて、今じゃDJとラップとアミリアさんの店を手伝いながら、血の繋がりの無い蓮琉の面倒を見ている
スゲーと思う
三郎「さんってそつなくなんでもこなすんですね」
二郎「スゲーよな…真似出来ねぇ」
一郎「あぁ」
俺が目指していた事そのものをやってのける
俺の理想がそのまま飛び出してきたような人だ
守りたいものを守り、実力を伸ばしていく
二郎「兄ちゃん、もしさんが"オルタナティブラップバトル"に出たらどうなってたんだろう…」
三郎「おい!二郎!」
一郎「負けるだろうな…」
多分どのチームでもさんには勝てない