第14章 少女の過去
それからはあまり荒れる事もなくなり、DJの腕も呂駆呂が認めるほどの実力を身に付けた
もちろんラップもだ
Port harbourで手伝いをし始めてから余計に喧嘩する暇が無くなった
『うーん…』
アミリア「悩んでるわね。どうしたの?」
『アミリアさん…。その…師匠の技を盗んでるんですけど、中々上手くいかなくて…』
呂駆呂のパフォーマンスを自己流にしてきたはいつも壁にぶち当たるが、逃げ出す事もせずに真っ直ぐにぶつかっていく
『…次のライブまでには完成させないと』
シークレットで出される事を知らされたは休む間もなくDJに向き合っていた