第14章 少女の過去
『しっ師匠…なん…』
呂駆呂「おい!後ろ!」
ハッとしたは回し蹴りをするが、思いっきり肩に鉄パイプが当たる
『クソが!』
思いっきりぶん殴ると気絶した
は肩に手を置くとバキィと定位置に戻す
『これに懲りたら二度と面見せんな』
何のために戦っているのか
呂駆呂が近くに行くと、は困ったように笑った
『見られちゃいましたね…』
呂駆呂「(コイツは…こうやって荒れる事でしか…)帰んぞ」
その言葉に驚いたようには呂駆呂を見る
呂駆呂「お前は散歩に出て絡まれた。それだけだろ」
『っ…!師匠…1つだけわがままを良いですか?』
呂駆呂「なんだ?」
『俺が俺を制御出来なくなった時はこの注射を打ってください。動脈睡眠剤です』
呂駆呂は静かに受け取った