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凛として咲く華の如く
第14章 少女の過去
ザザン…と波の音とヒップホップの音だけが癒してくれる
『ゲホッ!ゴホッ!』
抵抗しまくったせいで落ち落ち寝れもしない
ズキズキと痛む首
それでも──…
『人を憎み、人を嫌うことが出来ねぇのは…俺の弱さだ』
それは強い事だと言うことをまだ知らない
─────
───
─
それから何日経ったのだろうか?
蓮琉も衰弱し、も酷く衰弱仕切っていた
流れるヒップホップ
聞こえてくる波の音
『蓮琉…ごめんな…』
蓮琉「大丈夫…」
気配に敏感になったは微かな足音で、蓮琉を守るように立つ
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