• テキストサイズ

凛として咲く華の如く

第14章 少女の過去


呂駆呂「(ありゃ今は手ぇ付けねぇ方がいいな)」

呂駆呂はを見ながらタバコに火をつける
そう言えばタバコや酒は教えてないのに、飲んでいた
戦争時に飲まされて吸わされたか…
自ら進んで飲んで、吸っていたか…

「ガキが…調子に乗りやがって!」

『そのガキ相手にへばってるお前らこそ体力付けろよ!』

バキィッと不吉な音と共に辺りは静まり返る

『……はぁ…はぁ…クソが…!』

血塗れになった自身の手を見てはため息を吐き出す

『何度血を血で洗えば良いんだろうな…』

静かな呟きと共にタバコに火をつける
/ 829ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp