第14章 少女の過去
呂駆呂は急いで追いかけると、は荒れていた
向かってくる敵に対しマイクも使わず、素手で攻撃していた
呂駆呂「チッ…」
その荒れっぷりには見覚えがあった
拾った時の頃だ
蓮琉は泣いていたが、は喧嘩にバトルに外でストレスを発散させていた
それでも何でもない様な顔で、ぶつけただの、転んだだの、言い訳ばかりだった
呂駆呂が後を付けると、凄まじい荒れっぷりだった
それが今のに似ていた
呂駆呂「懐かしい事思い出したな…」
『おいおい、もうへばったのか?』
プッと口の中の血を吐き出すと、小さく笑った