第13章 彼女のフリ
一郎「(さん…本当に"大人"って感じだな…)」
色々な話を聞いた一郎はスっと外に出ようとするが
『えぇ、自慢の彼氏です』
にこやかなの声が聞こえて来た
店員と話してるみたいだ
店員「本当に素敵ですね〜!出会いはどこで!?」
『ふふ、秘密です。それよりもコーヒー豆くださいな?彼氏待たせちゃってるので』
"お前に話す必要ねぇだろ。はよコーヒー豆くれ。一郎を待たせるのは気が引けるんだよ"
と言う副音声が入ってるが店員はキャッキャしながらコーヒー豆を詰めた
店員「ありがとうございました〜!」
『待たせたな、一郎』
一郎「いえ…」