第13章 彼女のフリ
一郎「このケーキなんかどうっすか?」
『ガトーショコラか。こっちの抹茶ケーキも美味そうではあるんだよな』
うーんと考え込むに一郎は小さく笑った
『何だよ?』
一郎「さんでも悩むことあるんすね」
『一応人間だからな。そりゃ悩むことくらいするだろ』
ケーキで悩んでる事に笑われたはちょっとだけ拗ねた感じで言う
一郎「(推しが尊い!)」
しかもいつもの男物の服ではなく女物の服を着ている為、余計に愛らしく見える
一郎「なら、俺と半分こでもしますか?」
『いいのか?!』
パッとメニュー表から顔をあげたは目をキラキラさせていた