第10章 少女に恋する
ゴクゴクと水を飲むは、おもむろに立ち上がった
ドラム缶に水を入れると、火を付け始めた
左馬刻「何してんだ?」
『風呂沸かしてんだよ。泥だらけになるだろ』
着替えも持って来ていると言う
理鶯「いつもは終わった後に風呂を沸かすのに今日は早いんだな」
『左馬刻と銃兎いるからな、汗だくで気持ち悪ぃだろ。2人も』
それを聞いた理鶯はなるほどと呟いた
サッサッとお湯を沸かすは驚くほど慣れている
『こんなもんだろ。入るなら入れよ。あ、お湯そのまま沸かしといてくれ。終わったから入るから』
はそう言うと木に飛び移って、素早く姿を消した