第1章 リヴァイ兵長
リヴァイは決して目を反らそうとはせずにそのまま腕を少し持ち上げると舌を出して見せつけるようになめあげた。
「…っぁ、」
ぞわぞわとする感覚に思わず声が上がる。
一瞬のけぞって服に空間ができたナナの背中にリヴァイは手を滑らせた。
素肌に直接触れる指先がナナのどんどん追い詰めて行く。
リヴァイはその細くて長い指をナナの服の中で巧みに動かした。
「…あっ、…ふぁ、あぁっ…ん…」
短くて柔らかいナナの髪が、リヴァイの指に反応する度にゆらゆらと揺れた。
窓から漏れる月明かりは二人をつらつらと光らせ、余計甘美に魅せた。