第1章 リヴァイ兵長
「~~~~~~~っ!!」
ビクビクと身体を痙攣させるナナに思わず口角が上がる。
喘ぎ声は塞がれているリヴァイの口内に広がった。
ちゅ、…と最後に音をわざと出してリヴァイは一旦距離を置くと意地悪そうに微笑んだ。
「………とんだ婬乱だな、ナナよ」
耳元で囁かれても、ただひくひくと身体を揺らすだけで。
ナナの身体はもうとっくにおかしくなっていた。
もっと、刺激が欲しい………。
もっと、激しいのが…………。
もっともっともっと…
「…もっ、と、……」
ナナはよがるようにリヴァイに身体を刷り寄せた。
そして無意識の内にもっともっとと口走る。
リヴァイはそんなナナを鋭利な瞳で見つめていた。
そしてはっ、と嘲笑うかのような吐息を吐いた。
ナナね手の拘束を外し、赤く痕が残った手首をやんわりと掴みそれを口元に持っていき、軽くキスを落とす。
ナナはその様子をぼんやりと熱を帯びた瞳で見つめる。
そして、口付けた状態のリヴァイと目が合う。