第2章 誠凛高校
電車を降り、駅から少し歩くとタワーマンションが見えてきた
『あれが僕の家です』
タワーマンションを指差しながらそう言う
笠松「でけぇ……ここに一人暮らしって…」
『家賃は高いけど、半分は事務所持ちですし。ここを選んだのもセキュリティとか考えてですから』
マンションのロビーで、カードキーをスキャンする
『来客用のインターホンあるじゃないですか、部屋番入力して呼び出すやつ』
笠松「あぁ、でもカードをスキャンとかはしないだろ?」
『そうなんですよ。しないから住人が帰ってきたら誰でも一緒に入れちゃうんですよ』
黄瀬「そういうので事件も起こるッスからね」
『ここは、インターホンの所の人数を確認して、全員入ったってAIが認知したら自動ドアがすぐ閉まるんですよ』
笠松「なら、こうやって一緒に入るときは?」
『ドアの横のパネルにカードをあてて、その時AIが人数を確認して、全員入るまで開いてるんです』
実際にやり、ドアの内側に入るように促し、自分も内側に入る、入った瞬間ドアが閉まった
笠松「確かにすげぇ……」
『あとはエレベーターで部屋に向かうんですけど、ここ各階のワンフロアが部屋なんですよねぇ』
なんて言いながらエレベーターに乗り、20階のボタンを押す、因みに一番上は35階だ
『結構上の階にしたのも、盗撮とか色々考えてなんですよ』
ポンッという音が響き、ドアが開く。ドアが開いたら部屋…ではなく少しの廊下というかスペースがある
笠松「…?ドアに鍵がないぞ?…その代わり…またパネル?」
『鍵だとすぐに複製が出来るから危ないんです、その点カードキーはなかなか出来ませんから』
パネルにカードをかざすと、ピッと言う音がして赤いランプが緑に変わり、ガチャンという金属音がなった
『開きました!いらっしゃいませ、ようこそ我が家へ!』
扉を開け、二人が先にはいるのを見て自分も中にはいる。ドアが閉まると鍵を自分でかける
笠松「お邪魔します」
黄瀬「お邪魔するッス!」
カードキーを玄関に備え付けのケースに入れる。部屋から出るときは、普通に中から鍵を開けられる、キーの持ち出しが分かったら自動ロックされるのだ