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【コナン裏夢】Rivale【赤井秀一・降谷零】

第6章 コードネーム


『はい』

「直接、てめぇに話したいことがある。すぐにアジトに来い。どうせバーボンも傍ににいるだろ?一緒に来い」

それだけを告げて、電話の相手…ジンは電話を切った。
私はジンの冷えた声とその言葉の意味を思い返しながら、何を言われるのかを逡巡し始めた。
零さんは、私が口を開くのを黙って見守っている。
(『直接、話したいこと?不手際があっただろうか…いや、そんなことは無いはず…まさか…偽装がバレた!?』)
私は、頭に浮かんだ最悪の事態を振り払うように大きく頭を振って、零さんへ目を向ける。

『ジンが今からアジトに来いって。直接、話したいことがあるみたい』

降:「僕も一緒だね?」

『ええ』

降:「大丈夫。僕は君のパートナーだ」

私の不安な気持ちを和らげるように、零さんは私の手を携帯ごと握りしめる。
彼の温かい手に私の不安な気持ちは、少しずつ和らいでいった。

『うん。ありがとう』

そう言って、すぐに私たちは出かける準備をし始めた。
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