第5章 潜入 ★
『んぅっ…!』
下から押し寄せる圧力に私は一瞬、息を飲む。私の意志に反して、既に慣らされていたナカは零さんのソレをなんなく受け入れていた。しかし、息を飲んだと同時に一気に締まった。
降:「っつ…そんなに締めつけるな」
今まで余裕の表情を浮かべていた零さんの表情が、一瞬、歪む。
『だって…欲しいの…』
降:「言われなくても」
そう言って、零さんはゆっくりと腰を動かし始める。何度も最奥を突かれて、与えられる快感に私は高い声を響かせる。
『やぁ…あっ…だめ…』
降:「欲しかったんじゃないのか?」
『だって…こんなに…はげしぃの…』
その先の言葉を継げないほど、零さんは何度も私の感じる部分にソレをあててくる。
室内は私の声と、私の中から溢れてくる水音で満たされる。その音が私の快楽を煽り続ける。
私は、耐えきれなくなって零さんの背中に爪を立てた。
降:「そんなに、良い?」
『んぅ…バーボンだから…』
私は、荒い呼吸の合間に彼の名を呼ぶ。その言葉に、零さんのソレは反応して質量を増した。
降:「やはり君は…」
零さんはそう呟いた後に、私をしっかりと抱き寄せて腰の動きを一層早めた。
『やぁ…いきなり…』
降:「優しくできないって言っただろ?」
『ぁあ…もぅ…達っちゃう…』
降:「一緒に達こう」
そう言った後に、零さんはソレを私の最奥に打ちつけた。そしてすぐに引き抜いて、私のお腹の上に白濁したモノを吐き出した。
『やぁ…あぁっ!』
私は一段と高い声を上げて、そのまま意識を手放していた。