第5章 潜入 ★
降:「どんどん溢れてくるね」
ぷっくりと膨れ上がった秘芽を舐めあげた後、零さんが上体を起こしながら言う。
『だって…』
私は押し寄せてくる快感に小さく震えながら、零さんの動きを見ていた。
降:「だって…何?」
指を1本から2本に増やして、当たり前のように私の弱い部分を攻め続けながら零さんは問いかける。
私は、これ以上は言えないとばかりに首を横に振って見せる。
降:「それじゃぁ、わかんないよ?」
意地悪な笑みを浮かべて私を見下ろす零さんが、さらに問いかける。
『きもち…いい…から…』
最後の方は消え入りそうな声で、私は素直に答えた。零さんは、その答えを聞き目元をふっと緩めた。
しかし次の瞬間、彼は私の左耳に噛み付いていた。
『やぁっ!』
予期せぬ場所に与えられた刺激に、私の中はキュッと締まって膣口からは愛液がさらに溢れ出た。
降:「達ったね…」
『ずるい…』
降:「今のは、君が悪い…」
『どうして…』
未だに残る快感に震えながら、私は零さんに力なく反論してみる。
降:「あまりにも、素直だから」
そう言って零さんは膣口に入れていた指を引き抜き、手についた私の愛液をゆっくりと舐めて見せた。
ちょうど室内に差し込んだ夕日に彼の金髪がキラキラと光る。その様子と相まって、彼の姿は私の目には妖艶に映った。
私は、さらなる快楽を求めて自分の中が、また締まるのを感じていた。