第5章 荼毘 裏夢 幼なじみ

「……、//？燈矢？」


荼毘の抱きしめる腕に力が入る。少し苦しいほどに
少しの間、荼毘が口を開く


「はーーー、……遅ェし…今言うとかズルいんだよ…」

根元まで入ったモノが硬く膨らむのを感じる。
溢れる幸福感をブチ撒ける様に激しく動かす

「っ、ぁ//♡♡ｯ､」

「、もっかい聞きたい」

下半身の優しさのない一方的な攻め方に反して、優しい声色で言う


「…っ//、好、き……燈矢、好きだよ」

何度もイかされる膣の熱に脳まで溶けそうな錯覚に陥りながらも、荼毘への好意を伝える。

「ｯ､もっと、……もっと聞かせろ」

の耳を舐め、抱きしめる手での頭を撫でる。
快楽に呑み込まれる前に、もっと＿＿＿

「ぁっ゛♡、…好、…んっ♡♡……き」

言葉に余裕が無くなる。完全にハマった荼毘はに休める間を与える訳もなく。息を荒らげてをじっくり観察するように見る。


まだ、まだまだまだ、啄む。の全てを心も全て
俺のモノにする。吐かれる愛の言葉を全部、
今までの咽ぶ感情を、偏執していた心を。


しかし、の体力も限界
くすんでゆく視界に、荼毘の声や行為の音がズレて聞こえる。
まるでガス麻酔を投与されたように
指先の動く感覚はあるのに神経が伝っていない様な、矛盾するふわふわの感覚。

「、もう限界か…俺がイくまで頑張って欲しかったなァ…」

色声も、乱れた呼吸を整える本能に出ない。
頑張るも何も、もう8回以上絶頂に達しているは十分に頑張った。
むしろ長期戦に持ち込むために荼毘が自分でコントロールしているせいだ。

それも荼毘の考えの内。初めてのが飛ぶまで抱き潰すつもりだった。
イきたい気持ちよりも、如何ににとって自分を深く刻めるかと考えていた。


快楽に溶けた。力が一気に抜け人形の様になる。
上がった心拍数だけが残る。


抜いての横に寝、腕枕で胸元に抱きしめる
幸福感、満足感と並行して独占欲が止めどなく侵食する。
愛おしくて狂ってしまう。

「、明日になって流れでヤりましたは無しだぞ…」

部屋の温度を平温に戻し、に軽くキスをし、シーツをかぶせる。