第2章 荼毘 裏夢 猫化
それぐらいの快楽に耐える。気持ちいいという感覚に我慢はできていないが、飛びそうな意識を無理やり留める
「ははは!、頑張ってるな、そんなに俺に抱かれたいのか?」
高揚する身体。炎の個性を使った時とは違う体が熱くて仕方ない。
汗腺が焼け落ちた身体には汗も流れない
その言葉にコクンと首を縦に振る。
目には涙が溢れそうになっている
「ゃ…です。…っ♡♡。先輩が、他の子と…えっちな事する、のイヤです…」
辛いです。と涙を流せば太くなる荼毘のモノにイく。
イった後でも気にせず激しく攻める。
の涙を親指で拭う。
自分のために流される涙を見るのは、いつぶりだろうと自身で泣くことも出来ない荼毘はその涙が愛おしく感じる
「…、。」
初めて荼毘が本心で好きだとの名前を呼ぶ。
その普段との声色の違いはが一番よくわかっている
「ぁ、…♡♡♡♡゛荼毘、先輩…♡、♡っ♡゛♡♡゛」
口付け手を搦め繋ぐ。中の振動は今まで以上に気持ちが良くて頭が真っ白になる。
肌が打ち合う肉の音。グチグチと愛液が搔き乱れる音。
今この空間そのものが都合の良い幻覚幻聴だと言われても納得してしまうほど
実感するには幸福すぎる。
「、っ、…出すぞ」
を強く抱き締めて愛を注ぐ。
そのままに倒れるように脱力する
「ぁ…ぅ……先輩。」
荼毘の背に手を回し、氷結個性で荼毘の体を冷やす。
汗のかけない荼毘が体温を調整するには、こうするしかない。
お互いに呼吸を整える。
「冷てぇ…」
その声にパッと手を離す
「先輩、すみませ、ん」
の横に転がり抱きしめる荼毘。
「いい、むしろ気持ちいい。の体、汗は出るのに冷たいな」
シーツを優しくかぶせ、頭を撫でる
幸せそうな。
「先輩……。私、先輩に全部捧げたいです。私をこれからも利用してください。」
先輩が私の唯一だ、この人に使われている間が1番幸せ。
そう思い目をゆっくり閉じる。
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「そういえば、先輩いつから意識戻ってたんですか?」
荼毘「内緒。(ほんとは最初から意識はあるけど黙っとこ。)」