第1章 荼毘 裏夢
「ハ、ァ……、ぁ、、?」
愛液まみれの性器を抜き、の横に転がり、様子を見る
表情はトロトロし、呼吸を整えるように胸と肩が膨れては落ちる、ポーっと薄ら目で天井を見つめる。
「ほとんど飛んでんじゃねぇか笑、あ”ー…、可愛い」
の柔らかい唇を指でフニフニと触る
の横髪を指先で挟んで耳にかける
疲労感の限界で、薄ら目を閉じ、スースーと小さな寝息をあげる。
その小さく守りたくなる姿が愛おしくてたまらない。を見つめ、この先自分とを邪魔をするものは全て燃やし尽くして連れ出したいと思う荼毘。
指での顔を撫でる。
指に反応して、目がゆっくり開く。
「悪い、起こしちまったか?」
荼毘の質問には答えず、荼毘の頬を優しく撫でる
「…、…燈、矢くん、……バイバイ。」
そう言うと手を落とし、また目を閉じ眠る。
無意識に出た言葉か、最後まで連れていきたいという荼毘の思考を読んでの発言かは荼毘自身もわからなかった。
「……。あぁ、…じゃあな」
これが1番いい。そうお前も思うんだな__と、自身に言い聞かせると荼毘はのおでこに優しくキスをした。
_______