第1章 荼毘 裏夢
衣類から指を抜き、
くて、っと力の入らないの肩を抱き、足に手を回し持ち上げる。
お姫様抱っこの状態でベッドに下ろされる
全身で呼吸をし、足がビクビクと先程の余韻に感じている
「これからだぞ、へばんなよ」
に跨り上の服を脱ぎ捨てる荼毘
月明かりが継ぎ接ぎの体を写す。
炎症が収まらず紫色に変色した皮膚。乱雑なホチキスに痛々しく見るも無惨な体だが、それも愛おしいと見つめる
「なんだよ、あんま見んじゃねーよ」
上体をと平行に向きと目線を合わせる
「燈矢くん、好きだよ」
身体の事を言うわけでも、慰めの言葉を送る訳もなく、ただ愛しいと感じたままに言葉を出す
「…俺もだよ、…」
優しく口付け、の左手首を掴んで
の胸に顔を近づける。
胸に舐められる感覚が流れる
先程のの反応のままに遊ぶように弄るのではなく、的確にが気持ちよくなれる様に舐める
舌の先が胸の先端をチロチロと転がす
軽く吸い上げるように挟んではリップ音を立てる
唾液で濡れた先を空いてる手で摘んでは撫で回し、片側の胸を舐める
「ん,,ぁ。♡燈ッ矢ぁ…燈、矢くん…」
甘い鳴き声と共に愛おしく荼毘の名前を呼ぶ
その声が耳に響く度に荼毘の興奮も高まった。
舌先で可愛がりながら
胸を刺激していた手を横腹からうち太ももに撫で下ろす
可愛くて堪らない。このまま両足を焼いて外の世界に出さずに俺だけのモノになって欲しい。
そう思いながらの足を曲げさせ撫で、の首元にキスをする。
…がさっき言ったように、俺とは生きてる世界が違う。こちら側にを誘拐しても、今後見る血肉や死体、人の悲鳴や助けを懇願する声、描写、罵詈雑言を永久に覚え続けるのは、が直ぐに壊れる…。そう思いながら足を撫で続け、首筋を舐める