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荼毘 裏夢 短編

第1章 荼毘 裏夢


「ン、…ぁ、。」

胸に沈む指先の感触を感じながら
口は変わらずキスをしては舌を絡め合わせる

もたれかかっていた玄関の冷たい壁が、の熱から熱く感じる
いっそ床に寝転んだ方が楽な気がすると思うとは裏腹に、荼毘は横にさせる気はなく壁と自分に挟まれ追い詰められてされるがままのを見て楽しんでいた

口付けが終わるとおでこを合わせ、舌を周に舐めとる荼毘
1枚の布越しに胸の先周りをクルクルと指で縁を書く

「んン…、ッ、」

焦らすところが荼毘らしいと盛れる声を抑える

「声我慢してんのか?いいぜ、我慢比べといこうか」

目を細め笑う荼毘
両手で胸の先は直接刺激せずに、非対称に虐める

「ほらほら、声出しちまえよ」

時折滑らせた指が先に少し触れる
その都度、ビクビクと体を反応させる

「俺の指先1つでこんなに反応して、可愛いなァ」

荼毘と目が合えば無邪気に遊ぶ子供のように高揚した目が見えた。

「ン、ッ……」

「その体制苦しいか?楽な体制にしてやるよ」

そう言うとに背を向けさせ、自身の上に座らせる。の頭に顔を置く荼毘
楽な姿勢というより、を自身で包んで好き放題にしやすい体制になった。

脇腹から伸びた荼毘の手は布越しにの胸を優しく撫で回す

「…、顔、こっち向け」

荼毘の方をむくと口付けとともに舌を回す
撫で回していた指は少し力んで胸に沈み、先端をスリスリと優しく撫でる

「ンッ…、ぁ、…ゃ」

口付けで緩くなった口から、甘く可愛いの声が小さく漏れる
先の刺激に体をビクつかせ荼毘がそれを押さえつけるように抱く。左右バラバラに可愛がられる先 は焦らされた分、刺激が強く脳に伝わる

「ずいぶん可愛い声で鳴くんだな、もっと聴かせろよ」

荼毘は手を下にやると衣服の中に手を入れ
、上に這う
直に触れる荼毘の手は大きく、ゴツゴツした感触がより快楽を刺激する

「ぁ…ッ、ン,,ぁ…」

息荒く肩で呼吸をする
両手いっぱいに可愛がっていた片手を下ろしの口内に指を入れる荼毘

グチグチと指を転がす。唾液が絡まり口から溢れる

「ハ、、、、こんな顔俺以外に見せるんじゃねぇぞ」
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