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恋はどこからやって来る?/ 鬼滅の刃(短編・中編)

第66章 七支柱春药 / 🌫️・💎・🌊・🐍・🍃・🔥・📿



「わかった…君を困らせたくないから離すね」

「あ、待って…」

「何? どっちなの?」

「う、うん…」

離れようと思うと待って欲しいと言う七瀬に、無一郎はやや混乱した。
よくよく話を聞いてみると ——

「ふうん、月のものが終わったばかりだから確率は低いんだ」

「もちろん絶対じゃないけど…」

「じゃあ ——」





十分後、二人の体は股と股をぶつけ合い、情事を再開していた。

無我夢中で体を動かす無一郎をしっかり受け止めると決めた七瀬の口からは、結合部から擦れ合う度に甘い声がこぼれる。

互いの両手同士は離すまいとしっかりと絡み、またそれが無一郎の気持ちと体を熱くさせた。

「あ、はあ…なんか…くる、か、も」

「あっ! そこ…凄く、良いよ…」

パン、パン、と打ち付ける二つの体はどちらも同じくらい熱くなっており、繋がった部分からはグチュとくぐもった水音が頻繁に響いている。

「ん、はあ…出、る…!!!」

ズル、と勢いよく無一郎の肉棒が七瀬の小さな穴から抜けた。ピンと立ち上がったそこから白い欲が飛び出し、彼は七瀬の腹部へと複数回放つ。

欲を全て吐き出した霞柱はゆっくりと息を整えると、落ち着いた様子で普段の常中の呼吸へと切り替えた。

静かに絡ませていた両手を解き、文机の上に置いてあるちり紙を複数枚取り出すと、七瀬の腹部にべったりと付着した自分の白濁を丁寧に拭き取っていく。

「これ少しにおうね。ベタベタもしてるし…ごめん」

「ううん、大丈夫だよ。無一郎くんがしっかり拭き取ってくれたから…」

付着したちり紙をくず籠に捨てた無一郎は、鬼殺が終わった時と同じように高揚している。

先程まで七瀬と触れ合っていた下腹部はまだじわりと熱を持っており、背中にも汗が滲んでいた。


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