恋はどこからやって来る?/ 鬼滅の刃(短編・中編)
第66章 七支柱春药 / 🌫️・💎・🌊・🐍・🍃・🔥・📿
「七瀬…」
「んっ…」
小さな穴に自分の肉棒がはいるのか。大きさが全然違うのだけど。
普段の無一郎なら冷静に状況を見極めようとするが、今はこれまで感じた事がない高揚感のお陰で、ただひたすらにそこにはいる事だけを考えている。
グチュ、と互いの大事な部分が擦れ合う。七瀬の秘部の割れ目は十分に湿っており、霞柱の男根を順調に受け入れた。
狭い膣壁のはずなのに、予想に反してはいりやすかった。ピタリと二人の体は重なり、大事な部分は隙間なく密着している。
「凄い、ね。大きさ全然違う、のにはいるなんて」
「うん…私もそれ不思議だなあって思うよ。どう、かな? 気持ちいい?」
無一郎は素直に首を縦に振った。
鬼殺が終わった後の高揚感にも似ているが、今の体と気持ちの高ぶり様は口では説明しきれない程だ。
体も心もどちらも熱いが、心地も良い。
「ふふ、良かった…。私も気持ちいいよ」
「本当? 俺、はいっているだけなのに」
「うん。気持ちいいの。あの、動いて良い、よ」
「動くって何?」
これで終わりではないのか。無一郎は一瞬だけ驚いたが、七瀬に言われた通りに下半身を少しだけ動かしてみる。
すると ——
「あっ、はぁ」
後ろに動かしただけなのに、結合した部分が擦れ合うこの感覚に体と心がブルッと震えた。こんな感覚は経験した事がない。
己の耳に届く自分の息遣いは、これまで全く聞いた事もない。でも心地よい。
「そうやって体を上下に動かして…私もよくわからないんだけど…あのね…」
七瀬のまばたきが急に多くなった。無一郎は急に恥ずかしがる彼女の仕草がよくわからず、脳内は疑問符がたくさん浮かんでいた。
ポツポツと七瀬が話す事を耳にしながら「あれの事かな」と把握した無一郎は、ゆっくりと頷く。
「こど、もが出来ちゃうかもしれないから…そうなったらあなたに迷惑がかかるから」
「でも必ずそうなるわけじゃないんでしょ?」
「うん…でもそうならない為にも、ずっとはいっておくのは…」