恋はどこからやって来る?/ 鬼滅の刃(短編・中編)
第60章 feliz cumpleaños / 🎴・🌫️ ✳︎✳︎
「はあ、七瀬……ごめん。俺…」
「えっ、あ……」
ヌチャっと言う音と共に指を引き抜いた俺は、固くピンとそり立っている肉棒に彼女から溢れていた液を塗りつけた。
必死だった。
たっぷりの液で湿っているそこは、自分の先走りの液と混じっているようだ。
……このまま七瀬と一つになりたい。
「…いいよ、はいって来て」
「……!……良いのか? 」
「うん。十分潤ってるし、痛くはないと思う」
「そうか」
何となくわかってはいたけど、やっぱり七瀬は初めてではないみたいだ。
俺は少しだけそれが寂しくもあり、悔しくもある。でも今彼女が見てくれているのは自分。初めてだらけできっと手間だと思う部分もあると思う。
でもそれを全くおくびにも出さずに、俺を気遣ってくれる。
そう言う所が凄く好きだし、愛おしい。
「炭治郎、好きだよ。一緒に気持ち良くなろ? 」
「俺も七瀬が好き。君と一つになりたい。はいるよ…」
「うん…あっ、んん。それ、好き」
いきなりはいるのはちょっと失礼かな。
そんな風に考えた俺は、 肉棒の先端を彼女の入り口に数回すりつけてみた。
良かった、七瀬これ好きなんだ。
さっき自分で塗りつけた彼女の蜜を上書きするように。入り口からたくさん出て来るそれを昂った己の欲と混ぜた。
ダメだな、これだけで気持ち良い。中にはいったら俺どうなるんだろう。
ふうと深く息をはき、ズズ…ズズ……と慎重に進む。
うわあ、あたたかい。
中に入っていく程、彼女の膣壁がきゅっと俺を締めて来る。これ……気を抜くとすぐに達するな。
とは言え、先に進みたい欲は膨らむばかりだ。