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恋はどこからやって来る?/ 鬼滅の刃(短編・中編)

第17章 令和になってもやっぱり寡黙 / 🌊




『この様子だとまだ記憶は戻ってないんだよね』

今から100年前の大正の時代。
前世の私は鬼殺隊と言う鬼を狩る政府非公認の組織に在籍していた。

冨岡先生 —— 義勇さんは私の兄弟子であり、恋人だった。彼は無限城での戦いで左頬に痣を出してしまい、25歳で亡くなった。


私と結婚してちょうど3年経った頃だった。

自分前世の記憶を取り戻したのは、ここ最近。
煉獄先生の歴史の授業を受けていて、大正時代の話を先生がしてくれたから。

授業が終わった後に先生に話しかけると、すぐに記憶が戻ったと察してくれ、彼はとても嬉しそうだった。

その時に義勇さんの事を聞いてみると、まだ記憶は戻ってないと言われた。

いつも明るい煉獄先生が寂しそうに話していたのが印象的だった。
同じ柱だったもんね。
鬼について聞いてみた所、そんなに強くはないが野放しにはしておけない様子。


先生方で記憶が戻ってないのは、何と義勇さんだけらしい。
ああ、もうこんな所でも義勇さんらしさを発揮しちゃってる。


何とかしなきゃなあ。
私は煉獄先生に自分でも出来る事をやってみると伝えて、その日は帰宅した。

でも記憶を取り戻すにはどうしたら良いのかな??



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