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恋はどこからやって来る?/ 鬼滅の刃(短編・中編)

第57章 恋のゆらぎ / 🎴・⚡️


「ここでVTR紹介だって。同じカガヤーズ事務所所属のTimer & boar(=英語で猪の意)!」

「こんにちは、時透無一郎です」
「どーも、時透有一郎です」
「おう!俺様は嘴平いのす・・・」

「伊之助、ちゃんとやって」
「すみません、まとなりなくて」

VTR画面にはよく似た美形の男の子二人と、もう一人これまた美形な男の子が映し出されている。

カガヤーズ事務所所属のタレントはダンス&ボーカルグループが多いけど、彼らは3ピースバンドだ。

無一郎くんと有一郎くんは一卵性の双子で、無一郎くんはベース&ボーカル担当。
有一郎くんはギター、そして伊之助くんはドラムを担当している。

「はは!相変わらずの三人だ。でも不思議だよね。伊之助くんの一見はちゃめちゃなドラミングが時透兄弟と合わさるとピッタリの演奏になるんだもんね」

小泉さんは続けて「息子は彼らが好きなんだよ」と炭治郎くんと善逸くんに伝えると、二人は ——

「そうですね。三人は男性ファンがたくさんいるので、僕達も凄く刺激をもらっています」

「Edo Boysは、おかげ様でたくさんの女性ファンの方に支えてもらっていますが、最近少しずつ男性ファンも増えてきているんです。彼女さんやお母さんが連れて来たのかな?って感じですけど…それでも足を運んでくださった事に感謝してますよ!」

「ああ、それは何より!大事にしないとね!」

「はい!!」

収録は和やかな雰囲気で無事に終わった。







「お疲れ様でした。次の雑誌インタビューまで30分の空き時間があるので、ここで食事にしましょうか」

「わー!!待ってたんだよ、しのぶさんいつもありがとう!」
「ありがとうございます!今日は具沢山ですね」

「いえいえ。いつも分刻みのスケジュールで申し訳ありません。私はこんな事ぐらいしか出来ませんから」

別の現場の控室にやって来た私達。ようやく二人に昼食の機会が訪れる。


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