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恋はどこからやって来る?/ 鬼滅の刃(短編・中編)

第10章 泡とあなたと私と/ 🌊✳︎✳︎



私は彼が背中を洗ってくれている間、その事に気づいて少し恥ずかしくなってしまった。

「流すぞ」

恋人はそんな私を気にする事なく、桶に湯船のお湯を入れて数回かけてくれる。


「ありがとうございます。すっきりしました」
お礼を言うと、義勇さんがくるっと私の体を自分の方に向けた。


「え?どうしたんですか?」
顔がどんどん赤くなるのがわかる。


「前も洗ってやる」
「自分で出来ますよ……」

“大丈夫ですよ” そう発しようとすると、ちう……と私の唇に口付けが1つ落ちる。


「………」
「………」

綺麗な青い目が私をじっと見据える。

「……七瀬、触れさせろ」

彼は石鹸で自分の手を泡立てると、そうっと私の鎖骨に2つの掌を乗せた。上から下に泡を滑らせていき、やがて2つの膨らみの上にたどりついた。

ふうっ……と彼は1つ息をつくと、泡がついた掌で私の胸をゆっくり愛撫し始めていく。


「ダメです……」
「ダメと言う顔じゃないぞ……」

義勇さんは膨らみをやわやわと揉んだ後、先端の蕾達をきゅっ、きゅっと掴んだ。

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